遺産相続問題を弁護士に相談する最適なタイミングはあるのか

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遺産相続問題を弁護士に相談する最適なタイミングはあるのか

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遺産相続は、相続する権利を持っている人が多ければ多いほどもめる可能性をはらんでいます。 それだけに、専門的な観点を持つ弁護士に相談した方がスムーズに解決する可能性が高いです。 しかし、遺産相続を相談するタイミングをいつにすればいいのか、という点で悩む人もいます。実際に適切なタイミングはいつになるのでしょうか?遺産相続を弁護士に相談するタイミングについて説明します。

相談のタイミングに適切な期間こそないが、相続人間で揉めないように立ち回るのが大事

結論から言うと、例外を除いて遺産相続を相談する明確なタイミングはありません。 法律事務所への相談は、事務所によっては無料で行えます。 将来的な相続を考えて、事前に相談をしておくというのも選択肢といえるでしょう。 特に、土地が相続の対象になる場合はなるべく早く相談しておきたいです。 土地そのものを分ける形で相続という形は難しいので、誰が土地を相続するのか、土地を相続した人は金銭をどれだけ相続するのか、などの問題が表面化します。 土地に思い入れがある家族がいる場合は、感情面での話し合いをしなければなりません。 結果的に泥沼になったケースも多々あり、相続はお金以外の問題からこじれやすいです。 これらの点から考えると、弁護士への相続は「揉める前に」というのが適切なタイミングといえるでしょう。 話し合いはしっかりと行う必要がありますが、少なくとも法律上の問題はスムーズにクリアできるのがメリットです。

どんなシチュエーションの時に相談するといい?

タイミングに関しては、トラブル前が適切ですが、「トラブルが起きやすい状況」について知っておくといいです。ここからは、遺産相続の話し合いでトラブルが起きやすく、事前に相談すべき事例を紹介します。

◇遺言書が遺留分を侵害した内容になっている

民法1028条に基づき、被相続人の兄弟姉妹以外の相続人は遺留分権を認められます。 ところが、遺言書の内容によっては、認められている権利が侵害されるケースも。 この場合は、トラブルになりやすいので事前に相談するといいかもしれません。

◇相続財産を兄弟が勝手に使い込んでいた

相続財産は、基本的に等分するのを落としどころにするケースが多いです。 しかし、親と長年関わってきた兄弟が相続財産を使い込んでしまうケースも中にはあります。 使い込みを知った側は、使い込んだ分は相続できないという主張するのが大半です。 ただ、使い込んだ側の意見も聞かなければならないので、結果的に揉める可能性があります。

◇生前贈与を受けていた相続人がいる

こちらも取り分が問題になるケースです。既に生前贈与をもらっている相続人がいる場合、「もうもらっているんだから相続分は少なくするべきだ」という意見も出てきます。 しかし、整然贈与をもらった側が被相続人の介護等をしているケースでは、「自分は親の介護等を行ってきたのだから多くもらってもいいだろう」という主張がなされる場合も。 このようなケースも、トラブルになり問題が長引く危険性があります。

◇不動産の相続をする場合

先ほど土地について触れましたが、不動産を相続する場合はトラブルが起こる可能性が高いです。 理由としてはシンプルで、「そのように分ければいいのかが分かりづらいから」。どこまで相続するのか、すべて売却して売却額を等分するのかなど、いろいろな意見が出るため、揉め事の種になります。 これ以外も揉める可能性のあるシチュエーションがあり、泥沼化すると話し合いをすることすら困難になるケースも。法律的には、書面にサインや捺印をしていない限り手遅れになるわけではありません。 しかし、今後の付き合っていく可能性の高い身内と大きなトラブルを起こすのは、長期的に考えてよいとはいえません。そのため、できるだけ問題でいがみ合わないうちにもめる可能性を察知しておくのも大事です。

相談を行わないと機会損失に繋がるケースも

「こんな時にお金の問題をしていていいのか」といった感じで、あまり相続の話し合いに乗ってこない人もいます。 遺産相続は、必ずしも等分する必要はありませんので、相続に対して積極的な側が多くのお金を手にしてしまう事例も多いです。 特に注意すべきなのが、兄弟だけに任せてしまうケースになります。 自分で確認することなく全てを一人に任せてしまうと、相続の手続きが完了した後に本当の遺産額を知るといった可能性も。 当然、任せた側が多めに相続している結果になりやすく、後で異論を唱えても取り合ってはもらえません。 「最初から1円たりとも相続しない」という考えならまだしも、納得した条件で相続したいと考えているなら必ず弁護士に依頼して話し合いを行いましょう。 また、中には世間体を考えて弁護士に相談するのを躊躇する人もいます。 しかし、揉め事になるくらいなら間違いなく相談した方がいいです。 周囲を気にしながら相談を渋り泥沼化すると、本当に世間体に影響を与えかねないので、注意しましょう。

相続放棄をする場合は必ず弁護士に相談しよう

事前にスッキリと話し合いができていれば、弁護士に相談せずとも話し合いは成立します。 兄弟やそれ以外の相続人の間で円満に話が進んだ場合、相談や依頼は必要ないといえるでしょう。 しかし、相続を放棄する場合は話は別になってきます。 相続放棄は、手続きを行わなければできないようになっているのが特徴。 3ヶ月の熟慮期間内に判断しなければならず、判断をしないままの場合は自動的に相続すると判断されます。 特に、親に多額の負債があるケースでは、自分に関係のないまま負債を背負ってしまうので、必ず確認しなければなりません。 できるなら、少なくても熟慮期間が過ぎる1ヶ月前までには弁護士に相談しておきたいところです。

まとめ

弁護士に遺産相続の相談をするタイミングについて説明しました。 明確なタイミングこそありませんが、相続内容が複雑な場合はなるべく早く相談するのが得策といえるでしょう。 遺産相続は身内との問題になり、今まで仲が良かった兄弟たちに亀裂が走るケースもあります。 いつまでも、近い間柄と仲良くやっていくという意味でも、遺産相続の相談は有益です。 また、相続放棄をする場合は手続きを行わなければならない点も、覚えておきましょう。 法律的な問題と家族の問題を上手くクリアして、円満な形での相続を目指してください。

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